moyo : : diary

気持ちフォト士

2006-01-01から1年間の記事一覧

煉瓦

煉瓦は人類の友達と、学生時代先生に教えられた。 古くから、日干し煉瓦と人は共にあった。 イラク、シリア、ローマ、等々、かなりの遺跡が煉瓦による組積造。シルクロードより、アジアの文化が豊富に流入していた日本なのに、 煉瓦造の建物はほぼ無い。土器…

鉄筋コンクリート

ガウディは優れた構造家でもあり、斜めに伸びていく柱など、自然な力の流れから割り出されてたものですが、この地域(カタルーニャ)特有のボールト、組積材を繰り出して大屋根を作る工法を使います。この建物も基本的に組積造ですが、鉄筋コンクリート造が…

タイルを貼る

大量の美しいタイルをわざわざ砕いてモザイクに貼るというのはガウディの特長の一つですが、実に美しく色を組み合わせてあります。一枚一枚ガウディが指示を出したとは思えないので、バルセロナ人の職人のセンスの良さを思います。 どうして、このようなこと…

聖家族教会

バルセロナの聖家族教会は思いの外高層です。 そのくせ手摺りが低いので高所恐怖症の気のある人は上るのをやめた方が良い。 工事中なのにすでに老朽化対策工事と補修工事に追われる建物。 図面の代わりに模型を作って、それを元に建物を造っていくという確実…

contax T

Foto lifeの写真の中で日本の風景以外は私の愛機であるコンパクトカメラContax T 沈胴式ツァイス38mmレンズ 露出優先オートで撮影しました。 F8でピントは殆どバカチョン化してくれるので、このカメラでピントはあまり 気にしたことがありません。後は好みの…

バルセロナ駅のホーム

通常鉄道の駅のホームは安全確認がしやすいように直線に造るものですが、 さすがバルセロナはそのような実用性を無視して美しいホームを作りました。 スチールラチスでアーチを作ったためにかってに高くなって丸くなった天井、 その結果ゾクッとするきれいな…

友人が撮った写真

私の耳は貝の殻海の響きをなつかしむ「1920年カンヌ」ちょうど今、カンヌ映画祭が終わったところですが、この詩の通りカンヌは美しい港町とのことです。(私は行ったことは有りません) この何ともすばらしい詩の作者が実はおかまと知ってぎょうざめしました…

パリのノートルダム2

セーヌ川からノートルダム寺院を見るために乗った遊覧船です。 パリというところは何となく暗くじめっとしたイメージを持っていました。ところがこれら写真を撮った日々は殆ど快晴でした。 当たり前ながらここに来てるのも殆どが観光客なのでなおのこと明る…

パリのノートルダム寺院

この写真はパリのノートルダム寺院です。 正面からの写真はよくありますが、真後ろからの写真はわりと少なめです。 後ろはグルッとフライングバットレスに取り囲まれています。意外なことに真後ろから見る と格好良い。 フライングバットレスとは高い壁が転…

路地

美しい路地でした。ここはローマですが、このような路地は日本から消えます。もう再開発の終わった都心では 存在しません。災害時の避難、衛生上の問題、防犯上の問題などが、このような景観の存在 を許さなくなってきました。しかし、本当の理由は、このよ…

関空

関西空港でもレンツォ・ピアノとピーター・ライスは一緒に仕事しています。 空調計画の空気の流れと屋根の曲線が合致しているとレンツォ・ピアノは大阪で大阪人 を前にしてしゃべってました。 要するに流体力学的にコンピュータで解析して屋根形状を決めたの…

ポンピドゥセンター

どちらにしてもすでにアバンギャルドをアバンギャルドと思わない世代の生まれである私に とって、特に1960年代からの動きは、改めて展示されてもまさにピンと来ないものがあった のだろうと思います。 で、興味があったのは箱物の方です。 ポンピドゥセンタ…

ポンピドゥセンター

20年前に旅行した時の写真です。 こんなところにでも載せないと永遠にお蔵入りです。 パリのポンピドゥセンターはそのとき丁度 JAPON DES AVANT GARDES 1910-1970ということで、 日の丸をモチーフとしたフラグがいっぱいでした。 赤と白を使うとそのまま日本…

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美しい窓を見た。 でも窓は殆ど写っていない。