moyo : : diary

気持ちフォト士

2007-01-01から1年間の記事一覧

高取城

現代に建てられた建築物をスクラップにするのにさほど抵抗感は無い。 それでも、良いデザインの建物は壊してはいけないという心理が働く。 これは日本屈指の規模を誇った奈良県高取城の石垣。 お城は何も残っていない。 明治の廃城で無くなってしまった。 石…

バルバス・バウ

造波装置で船体より前につけて波と波を相殺させて波を減衰させる。 そうすることによって、抵抗を少なくし燃料消費を少なくし、速度を増す。高知県の造船所で太平洋に向かって船を造っていた。 小さな造船所だけど、私にとっては大迫力。しばらく呆然と眺め…

売家

これは売り家。 石垣の上に漆喰塗り日本瓦葺き。 美しい家。 長らく売れずに有ると言う。 そこで、売買を委託された不動産業者は解体して更地にした方が売れるのではと言っていた。 出来れば、残したい。 古い家は構造的な不安と現代的な快適性に問題がある…

上は高知県室戸市の風力発電施設。下は滋賀県で国内最大級の大きさ(高さ95m)の施設。 大きさにはかなり差がある。室戸の方は真下まで行って見上げてきた。 殆ど無風かなと思いきや、うなりをあげてかなりの速度で回転していた。 迫力がある。 一方滋賀県の…

茅葺きの里

美山町は茅葺き屋根の里。 今でこそ観光地と化しているが、25年前はどこにでも有るただの農村だったろう。 ここで藍染めをする人がいた。25年前に引っ越してきたのだという。 建物の小屋裏はオーナーが集めた世界の藍染めの展示場になっていた。(250円) 私が…

水面

地面に穴が開く。 当然地面に穴が開くと水が溜まるけど、 水も地面に光の穴を開ける。 心を引きつけるのは水面が空を写すことだ。 水面の写真をよく撮る。 多くは単なる水たまりであったり、汚い川であったりもする。 しかし、それはまさに空間のトンネルで…

木造

日本最大の五重の塔。 東寺これほど屋根勾配をつけなくてはならなかったのでしょうか。 この急な屋根は東寺の特徴の一つだと感じます。 時代が下るにつれ塔の屋根勾配は急になっていったと言うことです。それは、雨による風化を防ぐ意味合いでしょうか? と…

分水嶺

この川は涸れているのではなくて、分水嶺。 そのまま振り返ると驚くほどきれいな水がいきなり川となって 流れていく。枯れた先の向こうも水が湧き出て反対側に流れていく。 その水がそのまま田圃に入っていく。 そこにはこの地の八坂神社があって素晴らしい…

聖家族協会2

再びガウディです。 ガウディの糸に錘をつけた逆さ吊り実験は有名です。 力の流れを視覚化して垂直に延びない構造体の角度を 割り出したのだろうと思います。 しかし、それだけで構造解析出来るものでしょうか? 日本における古代高層建築の塔にしても、構造…

朽ち果てる

使われなくたった構造物。 なぜか、美しい吸引力がある。誰が作り、誰に使われ、 どのように使われたのか、 ささやかな歴史が有ったはず。それを感じるからだろうか。

漁港

小さな小さな漁港。 とても好きな場所。 日本全国、どこへ行っても必ず有る。 海洋国を実感する。

これはドブ川。 汚い水です。 このドブの上流にあるのはユニクロの店舗、レクサス、パソコン工房、などなど。 なにやら、メタンガスらしきものがぷくぷくと浮き、 洗剤と思われる乳白した排水も流れてる。 こんなところを好んでえさ探しをしているのか。 渡…

水路

お米を食べない日本人は皆無。 ちょっと町中を離れれば、この様な用水路や水門があちこちにあります。 しかし農業にかかわる人以外は、関心を払う人は少ない。 この様な水利の仕組みは個人の農家では出来ないでしょう。 だから、農業は地域と密接な関係でな…

明石海峡大橋を撮影した。

世界最長の鋼製吊り橋。 地震で1mさらに長くなってしまったのは皆驚いた。 ケーブルを張り終わっていたので、多分ケーブルの高さが上がった。 と言っても、吊り橋ですから高さは荷重によっても変動する。 ワイヤーはアンカレイドにくっついているだけですか…

室戸灯台

室戸台風を経験している灯台。 屋根が、ガラスの枠だけで支えられている。 屋根を支える柱が無い。 室戸台風の時にレンズが破損したため修理したと書いてあった。 すなわち窓ガラスが割れた。 それでもこの華奢なサッシュに支えられた屋根は飛ばなかったのだ…

改装民家

古い民家を改装して、現代の住み心地に改装することが増えています。 この写真は店舗に改修された民家で食事が出来ます。 昼間に訪れましたが、居心地が良いです。 家具や小物達をないがしろにする店もありますが、ここはこれらの重要性 をきちんと理解され…

トラス橋

この橋は近鉄京都線の鉄橋。 文化財に登録されています。 今ではこの様に繊細なラチスを使ったトラス構造は日本では作られません。 あまりにも手間暇がかかるため。 傍目には小さく見える鉄橋も、近づくときわめて堂々としていて美しい。 この橋の美しさの一…