OneDrive版のExcelを昨晩より実験中です。
前回書いたように、OneDriveのExcelファイルをWebアプリで編集すると、元のレイアウトが若干崩れたり等の多少の問題は有るものの、ほとんど使えることがわかりましたが、その他の選択として、iPhoneやiPad、Android端末が、無料でOfficeアプリをダウンロード出来るようになりました。
結構、画期的な事だと思います。
この場合、ファイルはcloudだけど、それを使うアプリケーションはクライアント側に有るということです。
そして、その無料のクライアントアプリをiPhoneにダウンロードして使ってみました。
パソコン側だと即座にセーブされるデータも、オートセーブと手動、更にはセーブしない選択も出来る事が違います。
OneDriveの場合、パソコン側の今までのクライアントアプリも連携して使うことができます。実はずっと以前からこういうことが出来てたんですが、あまり興味無く使ってませんでした。今後の時の流れですから、私のパソコンにインストールされてるMac版Office2011で試しておくことも無駄では無いです。
この時に、他の人がこのファイル開くとどうなるのか?
結果は他の人のパソコン側OneDriveフォルダーから直接Excelで開くことは出来るようですが、シンクロはオフラインとなるようです。
すなわち最新ファイルの競合が起きるようです。
そして、競合ファイルの複製が新たに作られてファイルが増えます。これはDropboxでもお馴染みの仕組みのようです。
それとは別のケースとして、自分のパソコンに設定してあるOneDriveのフォルダー(クライアント側)から直接ファイルを開いてみると、既に開いていますと警告が出て、これは普通に二重に開くことは出来きません。なんでも無い事のように見えますが、クラウドディスクとクライアントディスクが完全にシンクロしてるという事ですね。
こういう仕組みが無いと、安心してクラウド内のファイルを他の人と共有することなど出来ないでしょう。
その他、Web上(Excelオンライン)からの細かいところの使い勝手ですが、
セル枠線の太さが設定できない。
斜めの線が入れられない。
セル内に文字を縮小して納めるの選択肢が無い。(折り返すは有る)
文字の打ち消し線など修飾文字が入れられない。
図形描画が出来ない。(有ったのも消えてしまう)
今のところ、これらが出来ない前提で扱う必要があります。
私の場合、コアな使い方をしないので、多少の機能制限など、どうでも良い事です。