20年以上使ってきたcadソフトを乗り換えました。
vectorworksからautocadへ。
autocadのmac版が出たので使ってみたところ、wectorworksと考え方がさほど変わらないことがわかりました。
細かいところで多々違いますが、その細かいところが実は使い心地の重要なところなんでしょうか。
しかし、1ヶ月使ってもはやマウスの動きはautocadに慣れてしまったのでした。
autocadの良い所
- インターフェースデザインが格好良い。
- 殆どショートカットで作図できるのでツールパレットが不要になる。
- 画面上にコマンドがフローティングで表示されるのでコマンドライン不要。
- よく考えたら、常時パレット類は殆ど不要。
これは15インチのノートパソコン使ってる私からしたらかなり画期的な画面の広さなのです。
しかし一番大きいのは使ってる人が多いということでしょう。勿論スタンダードなwindows版が殆どですが、しかし世に出回ってるデータの殆どがdxf若しくはdwgです。データは完全にmacもwindowsも区別は有りません。
autocadの良くないところ。
- pdf出力の品質が悪い。(mac版のみみたい)
- リターン押す回数がかなり多い。(右クリックで代用する様だ)
- 円弧の操作が直感的でない。
- ストレッチ時の選択が右方向からに限られるので密度の高い図面は選択に相当時間を取られる。 vectorworksのストレッチ(パラメトリック移動)はとても使いやすい。
- オブジェクト選択が保持されない。(1回ミスすると選択し直すはめに)
- レイヤ削除に手間がかかる。(vectorworksの方がパージが簡単)
- 面に色を付ける場合ハッチングしなければならない。
- ツールの操作性がツール毎に一貫性がない。
- 作ったツールはショートカット登録できない。
- オブジェクトの前後関係がレイヤと関連が無い。(良いところでも有るかな?)
良くないところまだまだいっぱい有り、こうやって並べてみると、とても使いにくいcadのような気もしますね。