moyo : : diary

気持ちフォト士

cad向きなマウス

長らく埃をかぶっていたコイツを使うことにしました。

f:id:comesta:20140910215437j:plain

アナログ的滑らかさで、ズーム、パン連続操作がとても心地よいです。CADでは特にこのアナログ感が生きます。
センタークリックが無いために、グラフィック系ソフトでは使えないと思ってたのですが、海外のグラフィック系サイトをブラウズしてると、MagicPrefs というソフトが広く使われていることを知りました。

スペースバー以外でセンタークリック解決策はこれしか見当たらないぐらいスタンダードのようです。すなわちこれは Magic Mouseにセンタークリックを付与出来るソフトで、昔から使われていたようです。

勿論日本でもポピュラーなよく知られたツールだったようです。

Magic Mouseがこれで使えるようになりました。使い出すとcadをやるにはとても優れたマウスだと思えてきました。他にもカスタマイズソフトは数種類有るようですが、きめ細かく設定出来るMagicPrefsが最適のようです。

しかし、時折センタークリックが効かなくなることが有ります。3DソフトのSketchUpでは顕著に現れ、このソフトでは別のマウスに切り替えて使う必要があります。

そこで、SketchUp用に sony vaio mouse VGP-BMS21

f:id:comesta:20140910215505j:plain

これも過去、安く買ったものの、ホイールの出来が悪くて埃をかぶってました。
既に生産終わってて、今では中古しか買えません。長らく、VGP-BMS33を使っていたこともあり、形状は気に入ってました。

このように細長く薄い独自なデザインはvaio以外有りません。今のvaioはこのようなデザインをすることは無いでしょう。sonyvaioを切り離しvaioとして独立しましたが、sonyvaioも他のメーカーと比較し、デザインで飛び抜けることは無いでしょう。もう終わったと感じます。仮に蘇るとすれば、外部デザイン事務所に権限をすべて渡すことと思われますが、有り得ないでしょう。

このマウスはVGP-BMS33 に比べると作りがボロくなって、微妙な操作にストレスが溜まる使えないマウスでしたが、ちょっと分解してホイールの調整をしました。

f:id:comesta:20140910212133j:plain

さすがメイドインチャイナ。ホイールのゴムとゴムを支える樹脂の円盤が固定されていなくて、これのスリップが精度と感触、操作の悪さを生み出していたようです。これをちゃんと接着して、あとカリカリうるさい所に秘密?の潤滑剤を塗ると、とても軽くて静かな素晴らしいホイールになってしまいました。

基本的には前機のVGP-BMS33と同じ作りみたいなので、製造が雑なのが問題だったようです。あと、表面のプラスティックがギシギシするので、これも接着剤と潤滑剤で対処。これだけで剛性が高くギシギシしない静かなマウスに変身。Click感も高級品になったような感じがします。高価だったVGP-BMS33より良くなったかな。(中国に生産させたらダメだ。)ガンガン使えるマウスに変身しました。

今のマウスは殆ど安物しか存在しません。Logicoolも新たに出るのは安物ばかり。Kensingtonもマウス系は撤退?でしょうか。