moyo : : diary

気持ちフォト士

ジョナサン

ロバート・F・ヤングの「ジョナサンと宇宙くじら」を読んだのは高校生の頃。
似たようなタイトルの「かもめのジョナサン」は中学生の頃?
宇宙よりちょっとだけ早かったような記憶がありますが、時期的には近いかな?
「ジョナサンと宇宙くじら」は「かもめのジョナサン」を読んでたから書店で手にとったのだろうと思います。
ジョナサン繋がりです。ともかく、ハヤカワ文庫のSF小説群はこれを元に読みだしたのでした。
ハイライン、フィリップKディック、A.Cクラーク、有名なのは概ね読んでしまいました。
そんな、私の読書のきっかけの一つである「かもめのジョナサン」ですが、当時すごく話題になり、学校の先生も授業中の雑談?で取り上げたほどで、クラスでも読まなければならないような雰囲気まで有ったような?? とにかくそれで読んだのです。
当時、見たり読んだりしないと人間扱いされなかったものに、映画のスター・ウォーズ、とか、森村誠一人間の証明とか、ルーツとか、etc が有りました。
スター・ウォーズ以外は忘却に近い過去で、今回かもめのジョナサン完成版が新たに出ると新聞で読んだときは、完成してなかったのか!って驚きました。
当時、後書きで五木寛之氏が多少の批判めいた事を書いてたのは、私も少年時代の感受性で、ぶち壊しの後書きだなあと思っていました。 そして今回、後書きも同じく五木寛之氏が書かれているとのことです。
リチャード・バック五木寛之、共によく今まで生きていたのだなあと、私の中ではすっかり過去の人なっていました。
最近、本は殆ど買わず、アマゾンでダウンロードが多いのですが、この「かもめのジョナサン完成版」はポチる寸前で”ペーパーバック”という言葉が思い浮かび、ポチるのをやめたのです。
すなわち、「かもめのジョナサン」はペーパーバックで読まなければいけない。
ということです。
何故でしょう? 内容がそのような内容だからでしょう。
ともかく、ほとんど本は買わない私はいつものごとく図書館で予約を入れたのですが、今日、順番が回ってきて受け取りに行ってきました。
写真が素晴らしい。(しかし、ジーンズの後ろポケットには大きすぎて入らない。)
読み終えたら感想を書こうと思います。 

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