moyo : : diary

気持ちフォト士

携帯カメラでも充分なのか?

先日といっても2ヶ月程前
知人と現場写真をどうのこうのしてると、その知人に写真撮るの上手いねと言われ、「そおお!」 と内心喜び、でも知人の知人のMさんの方が抜群に上手いよねって言い(謙遜)ながら、これは上手いの意味が違うと思いました。

この時は広角レンズで隈無く見落とさないように撮る現場撮りが上手いねと言ってくれたのでしょう。
で、広角レンズがあまりピンと来てなさそうなカメラ音痴の知人は置いといて、部品劣化内蔵タイマーアラート発令の時折不調をうったえる我が愛機 リコー GX100 を分解しました。直るでしょうか?

(分解に集中しすぎて写真失念。)
昔から、カメラは部品が細かく、飛び出すバネが入ってたり、フラッシュ用のコンデンサーが妙に危険だったりと、あまり素人が分解すべきものでは無いのですが、結局懸案ヶ所に到達出来ずに終わってしまいました。(難しすぎる)
仕方ないので気休めのSD card leaderの接点めがけて接点復活材を塗布。紙(ポストイット)にシュワッと吹いてleader内部に滑り込ませる。(良く考えたらSDcardにそのままシュワッっと付けて差し込んだ方が簡単だった)
この一連作業が原因か、過去数回落下の痕跡なのか、ちょっとボディーが曲がってるこのカメラが動かなくなってたら大馬鹿者だなあと思いつつ試し撮り。

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抜群に良く写ってる。
改めてスペックを見てみると、1000万画素で1/1.75  CCDセンサー  
流石だ。


ところで今どきの携帯電話というと、
sony xperia はなんと1300万画素 CMOSセンサー
このぺらぺらの蜘蛛の目みたいな携帯に、この重厚なバカちょんが、、軽く負けとる。。。。
これは比較してみないと。

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これが (上)xperia の画像。 スペックにたがわず奇麗。
ぺらぺら携帯でここまで撮れるようになってしまったか。驚きます。

 

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これがバカちょん(上)

さらにこれが携帯(下)

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普通に画像を見ると、どちらがどうとかいう問題でも無さそうです。
しかしピントを合わせたいところにどうしても合わせる事が出来なかったのが携帯。
筆立ての写真は右の透明ペンにピントを合わせたかったけどどうしても左の銀色に合ってしまいます。

バカちょんは透明ペンのキャップの中のペン先にピントを合わせる事が出来ました。
画角は比較にならずバカちょんが広く、さらにレンズは対象物へ1センチまで寄る事が出来ます。

xperiaの画像

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GX100の画像

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広い。(露出オーバーしちゃった)

拡大してみるとバカちょんは実に滑らかなボケが入ってます。携帯は色とりどりのノイズが多い。
一見、携帯カメラがシャープに写る理由がこのノイズなのでしょう。
こうして比べると、カタログ数字だけ眺めて撮影結果は語れないと改めて思いました。