moyo : : diary

気持ちフォト士

ペリスケを再び洗浄

ハゲペンのペリスケ

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鍍金は剥げるから良いです。錆びた鉄が美しいのと同じ。

このペンも長らく行方不明になってましたが、戻ってきて良かったです。
その際、シリンダー内部の洗い方が分かりました。
簡単に綺麗になることがわかったので、インクの色を変えるため再び洗浄。
洗った後はこの熱い場所で乾燥。
 
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最近は、ペリスケ紛失中に使ってたシェーファーデルタグリップの出番が多くなってしまいました。
半年も使ってると、愛着が湧いて手放せなくなります。
意外にも、金属質の冷たさと重量感が有ります。
その重さからか、滑らな書き心地。高級品には思いもよらない独自なものです。

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パーカーのコンバーターを改造してボトルインクを使えるようにしました。
端正なペン先は、マットな質感でとてもハイセンス。
錫なのか、鉄なのか、アルミなのか。でも多分ステンレス。
ローコスト品の安モン感が無い。
これは文字等の刻印が細く、高精度で繊細だからでしょう。文字廻りの地が全く窪んでいない。どうやってプレスしたんだろうと思います。

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値段はライトですが、グッドデザインで高級品には無い魅力を感じます。
軸の黒色は塗装ですが、そのうち剥げて真鍮の地金が出て来るのを楽しみにしています。
すなわち、エイジングによる存在感が好きです。
しかし、ジーンズオールドウォッシュのような人工的に施したものは気分が良くないです。
だから、とても長く使い込まなければ本当の味は出ないと思っています。木材等、わざと古色塗りを施したものもありますが、実際に古くなっていくものと、似せたものは全く違います。すなわち化けの皮です。